食事が終わり、ふぅ~と一息ついた頃。
調理場に設置されていた洒落た棚(推測で冷蔵庫かな!?)のことを「あれは何?」と
またまた、お地蔵さん顔の板前さんに質問したりしながら、お話をしていたら
「この建物、デザイン・インテリア等について」の話にもなり――
そこで、この店のオーナーさんについて色々と(この店のコンセプトみたいなもの)、
ちょっとしたことですが……お話を聞いて、さらに納得した次第でした。
このお店のオーナーさんは、建築士でもありデザイナーでもあるそうです。
ですから、この敷地内にある全てのデザイン設計・建築――
そして、建物内のインテリア等、厨房・調理場に至るまで、更には、食材の仕入れ・盛る器・その他、
あらゆる諸々全てをプロデュースし、そこで働く職人さんまでをも(畑違いなど関係なく)
自らの感性にいい意味で巻き込むという徹底ぶりだそうで。
「衛生上、これだけは譲れない。」というところだけは、
さすがのお地蔵板さんも、オーナーさんにご意見してひかなかったようです(当然ですよね~苦笑)
お地蔵板さん曰く――
「この建物内は、角がないんですよ――柱から、部屋のコーナー、置いてあるインテリアなど、
まな板・盛る器、食器類、お箸に至るまで……」
「そのどれも全てに角がないよう面取りされて、丸いんです。一体感を感じられるように――」
「角を創らないようにしているんですね」
「オーナーさんの、妥協を許さないというか、その全てを、自らが総合プロデュースする徹底さ故に
仕事全体(スタッフを含む全てのもの)がブレないで、こうして、皆様に提供することができる――」
「私は、食材が持つ本来の良さをひきだすには、どのように調理したらいいか、だけを考えてお出しする――ということに集中していればいいので」(微笑)と。
私は、このお話を聞いていて――
オーナーさんはまるで、オーケストラの“指揮者”のような方だと思いました。
同じ楽曲でも“指揮者”次第で、楽団が奏で響かせる音色は、如何様にも違ってくるからです。
美しい音色を生むには、基本的な技術は勿論のこと、その他にも重要なことは――関係性、信頼です。
その関係性のバランスの取り方がとても“絶妙”で――互いを信頼
(これは人と人の関係に限らず、食材~そこに在るエネルギー領域を含めあらゆる全てのものに対して)
していればこその、パワーの共鳴というか、ちょうどいい均衡・統合を保っているというか――
ここでも”テンセグリティー”作用が……な~んて思っちゃいました(笑)
そして、お話の最後にはオーナーさんのことを こんな風に仰っていました。
自身の手を 自分の顔の前で広げて――
「顔がこんなに大っっきくって、熊さんみたいに(笑)」
「顔ばかりじゃなく、身体もデーンっとして大きくて……」
「身体と顔の大きさと同じように、とても頼り甲斐のある人です」
と、真面目なお顔で、リピートし語っていたのが、とても印象的でした。
~プレゼンス“〇〇”にて~
この場と まるで溶けあうように
目の前に在るは
ホワイトの衣に身を包み、その中心はキラキラとゴールドの光を放っている。
この空間一体も
真っ白な“空”と、光輝く“源”のあたたかなエナジーを放っている。
このような“場”で時を過ごしていると――
自由自在に トリップできるような……そんな体感さえ覚える。
いや、実際、それは可能なことなのだろう。
知らぬ間に、無意識の内に……
かなり自由にあちらこちらへと創造し、トリップしているに違いない。
自身の全てをフル活動させ――
「今この瞬間」を あらゆる次元で楽しみ、味わっては、
ふぅーっと、満足の息をはく。
その空間は、全てに繊細な配慮がされている。
例えば、空間の中には、角がない――角という角は、全て面取りされている。
そこで働く人達も、マイルドである――ただのマイルドさではなく、空からセットされたマイルドさだ。
使用される器や箸に至るまで――
目の前に映る全てのものは、乾いたものはひとつもなく、潤っているのだ。
それでいて、エナジーは軽くピュアなのだ。
料理を手がける職人さん達は、そのような空気感の中、
素材を淡々と静寂に 一品ずつ仕上げていく……
そんなこんなんを――
辺りを見渡しながら、感じてみたり、ふり返ってみたり……。
~~~~~
至福感にみたされ、ぽや~っとした頭に――
やって来たメッセージがこちら(これは忘れないように、直様メモをしました!)
『そこは源より繋がる空なり』
このメッセージを聴いて、ハッ!!としました。
自分の中で、新しいメニューを創造しました。
仕事着も変えたくなりました(只今、探し中……)
髪も坊主頭にしたい気分になりました(こちらは、思っただけで今のところ終わっている。ナハハ)
新メニューの内容は秘密です――
ジャストなタイミングで届く人には届くかと思います。
“とある場所”にて――
極上の場・空間・食・時間……そして、次元の共有を
この身体全体に、愉しみ、味わうことができました。
プレゼンス“〇〇” 大成功!
とある場所を後にして――
こんなに気持ちよく、この道を歩いて帰ることを……
数年前の私は、予想もしていなかったことだろう。
誘ってくれて、どうもありがとう。
そして、全てのものへ――感謝。
安心の中で、寄り添い・サポートできるよう 準備してお待ちしております。