玉川大師玉眞院

 

先日、二子玉川駅より徒歩約10分にある、玉川大師 玉眞院へ行ってきました。

 

 

玉眞院は、寶泉山(ほうせんざん)と号し、通称、玉川大師と呼ばれています。

 

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大師堂(本堂)のご本尊は、お遍路中の弘法大師さまをまつり、その地下には「奥の院 地下霊場 遍照金剛殿」があります。

 

こちらへ伺った目的は――

「奥の院 地下霊場 遍照金剛殿」を巡拝し、体感したかったからです。

本堂の直下より境内一円に及ぶ奥の院は、秘仏大日如来さまの胎内を表し、深さ5m、参道約100m内に、
四国88か所、西国33番霊場のお大師さま・観音さま、300尊体もの石仏が鎮座し、四国遍路と西国順拝修行をすることができるようになっています。

 

最寄り駅、こちら二子玉川と言えば――

余談になりますが……
20代、神輿の会に所属していた頃のこと、こちら(二子玉川)の神輿もよく担ぎに来ていました(笑)
朝早くから、夕方、日が暮れる夜まで、一日中たっぷりと、神輿を担いで地域一帯を練り歩きます。

当時、とても印象的だったのは、地元の商店街の方々からふるまわられるご馳走の数々と、
渡御巡行終了後に、駐車場にて、玉川高島屋さんからふるまわられるオードブルの数々……。

その代表作が、こちら――

商店街の方々からは、“ゆで卵”と”鳥肉のから揚げ”
神輿を降ろし、休憩する度に、大きなお皿でドン!『ハイ、どうぞ~!!』
(二子玉だけに、玉子&鳥料理の大盤振る舞い!状態なのでしょうか?……)

最初の内は、美味しく頂きますが……後半になるにつれそう何個も頂けなくなってきます(苦笑)
他にも色々とふるまってくださいますが、これオンリーの休憩場所も中にはあります(チーン…)

玉川高島屋さんからのおもてなしといえば、“ローストビーフ”です。
数あるオードブルの中で、これがまた絶品に美味しいのであります!
(この“ローストビーフ”の取り合いでケンカとなり、出入り禁止となった神輿の会があったという話を聞いたことがあります。← これは実話です。なんと!?この神輿の会は、今、私にウクレレを教えてくれている♪おちあい先生が所属している神輿の会です(アハハ~)。神輿場でケンカはご法度です。ですが、神輿場ではない場外でのケンカで出入り禁止とは……食べ物の恨みは怖いですね~)

 

とまぁ、神輿でこの辺をよく練り歩いていたので――

 

今風に様変わりした、二子玉川駅周辺ですが、通りを入ると未だ変わらずの風景の場所もあり、
駅からの道のりを懐かしく思いながら――歩くこと10分弱

 

玉川大師 玉眞院、到着です。

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正面右手にある境内には、“お遍路中の弘法大師さま”

お遍路中の弘法大師さま

お遍路中の弘法大師さま

あまりの大きな石像に、自然とそちらに視線が向いてしまいます(笑)
そして、自然と足もそちらにトコトコ。

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弘法大師さまを見上げ……

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視線を元に戻したところで――

 

本堂、大師堂へ、

玉川大師玉眞院
ご本尊の弘法大師さまに、ご挨拶とお詣り。

そして、いよいよ「奥の院 地下霊場 遍照金剛殿」巡拝へと足を進めます。

こちらへは初めてだったので、入り口にて簡単な説明を受けました。
そして、記帳を済ませ、寺院貸し出し用のサンダルを履き――いざ出発です。

 

お戒壇巡りは、今まで何ヶ所か経験しましたが……
入る前から、なんとなくワクワクしたのは、初めてのような気がします。

入り口の階段を数段降り(ここまでは、ぼんやりと灯りがともっています)、
降りきるとそこから先は、真っ暗なので、壁づいたにゆっくりと歩いてゆきます。
本当に、手探りでゆっくりと足を進めていかないと、壁に顔をぶつけそうになります。
真っ暗、軽い下り坂、しかもクネクネと曲がって行くような順路――
というものをいきなり体験させられます。

この“クネクネ感”が、この霊場が“秘仏大日如来さまの胎内を表す”――
この”胎内に在る“という感じを同時に味あわせてくれているようにも感じました。

 

ゆっくり、ゆっくりと歩いて行くと……
そのうちに、先に出発した人達が鳴らしている りんの音が“チーーン……””チーーン……“と、
霊場の空間に 響きわたります。

自分自身の姿すら、真っ暗で一切何も見えない中――

その音だけは、暗闇の中を光線が走るように、一瞬にして、私の聴覚へ辿り着き、
私の身体中に、その音を響かせ共鳴させ、そして瞬時に調律を完了させたような、
この空気感の中で、唯一“在る”(音という存在)を感じさせる実体のあるもの――
静寂の中に心地よく響き渡る“りんの音”を そんな風に感じました。

 

りんの音を浴びてからは、不思議なことに――
真っ暗な道を手探りで進んでいる状況の中、目の前には「細く薄白く青光りする閃光」のような一筋の光が
常に見えていました。

この一筋の光が見えていた(感じていた)おかげで、これまでより“安心感”を感じながら、
暗闇を歩いていました。

 

しばらく進むと、ぼんやりと薄明りが――
目の前、左右一帯に、ズラリと、お遍路中の弘法大師さま、観音さまの石仏尊体が……
(石仏総数300尊体、圧巻です)

そのそれぞれに、りんも置かれ、四国遍路と西国巡礼さながらにお詣りができます。

 

私は、それぞれに置かれている“りん”を“チーン””チーン”と――
ひとつひとつ鳴らしては、その音を 身体全体中で 気持ちよく 味わっていました。

 

――ひんやりとした地下空間の中、身体の内より、火のぬくもりのような温かさを体感する――

この心地よさは、地下という、ひんやりとした空間に在りながらも
身体の内からは、本質から伝わってくるあたたかなエネルギーが充満し、拡がり、
自身を深くあたたかく包み込んでくれている――そんな感じでした。

しばらくの間、霊場内で、りんの音が 静かに鳴り響いていました――
(かなりの数の、りんを鳴らしました……)

 

さらに先へ進むと――

 

当山のご本尊、「お遍路中の弘法大師さま」(身の丈2m20cm、重さ約2tの御影一枚石のご尊像)と、
通りを挟み、それと向かい合うように、「秘仏大日如来さま」が鎮座しており、空中にて、糸のような紐で互いを繋がらせていました。

この紐を見て、弘法大師さま(胎児)と大日如来さまの胎内(母体の胎盤)を繋ぐ“臍帯”のようにも感じました。

 

この場の空間に立った時、瞬時に体感しました――

「空海は“空”で在ることを知る」でした。

「ここは“空”そのものだ――」

「大日如来さまのヘソ――」

 

この場にいると、体感のみになってしまいます。

活字では上手いこと表現できなくなってしまいます(笑)

この体感を満喫し――先へ進みます。

 

間もなく、最初の頃に味わった、クネクネ順路を横目に見ながら――
出口が見えて来ました。

 

数段の階段を上り……
本堂へと還ってまいりました。

 

身体中が、スーッと軽くなっていることをとても感じました。

 

本堂のご本尊、弘法大師さまに手を合わせ――感謝、合掌。

 

そして、本日のメッセージがこちら――

『常に“空”で在られよ』

 

何時ものごとく、忘れぬうちにメモをとります。

ノートにメモ!

ノートにメモ!

一体、何分位「奥の院 地下霊場 遍照金剛殿」へ居たのだろう……
日が暮れぬうちに、大師堂を後にします。

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また訪れるかもしれません。

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―――――――

 

何もない中に 灯るような あたたかさ
これだけで 気持ちは スーッとなり 満たされるものじゃ
なんとおだやかで 祝福に満ち溢れた体感じゃのう
常にこう在るよう 意識を拡大するのじゃ

 

『日々の内観ノートより』

 

 

―――――――

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