先日、府中にある東京競馬場へ行って来た。
目的は、ただひとつ。
ある一人のジョッキーを 目の前で観戦し、応援したくて……(笑)
私が、このジョッキーを応援しているのには、ふたつの理由がある。
理由のひとつは――
以前、ブログで書いたことがあるけれど……
「本気で会いたい!」と思えるハートのあたたかな友人のひとりで、高校の同級生(同じ部活ソフトボール部で、一緒に大汗を流した仲間)でもある友が、「本気で応援!」しているジョッキーだということ。
もうひとつは――
彼(ジョッキー)の あらゆることに対し、真剣に、本気の覚悟でもって、特に馬に対して純粋かつ真摯に、取り組むその姿勢――
そして、彼自身から伝わってくる、その他あらゆるエナジーを感じていると、
「ガ ン バ レ ~ !!!」
と、いう気持ちに、自然となってしまうのである(笑)
プロのジョッキーとなって、2年目の春。
関西方面での鞍上が多いため、いつもはテレビ中継を観ながらの応援である。
そんな中、いつもと変わらずの週末だと思っていたら……
“東京競馬場での騎乗” 情報をキャッチ!!
「わぉ~!?&!!!」
速攻、東京競馬場へ行くことを決意!!
入場券を買い、いざ入場!
入場するとすぐに、当日の“RACING PROGRAM”等、いろんなモノが、テーブルに置いてありました。
一応、一部ずつ頂戴し、足を進めて行くと――
すぐ下方にあるパドックで、馬が周回しているのが見えます。
(うわぁ~!記念に早速1枚!)
生の “競馬観戦” 初めての私は、レースが始まる前からワクワクです。
場内にて、友や友の知り合い、数名の人々と合流!
ちょっとした“応援集団!!”になっていました(笑)
友はジョッキーの応援に、あちこちの競馬場を訪れているので、
場内での動きは、“さすが!”テキパキ!の一言に尽きます(笑)
早朝より――
席とり(スタンド・その他、あちらこちらに席を確保!)、飲食を運ぶためのトレー持参、
つまみ、その他諸々……
パドックから本馬場入場のアレコレと……
初体験の者にとっては、何ともその全てが、有難いことだらけでした(笑)
そんな心強い友の誘導もあって、
パドック見学、本馬入場見守り、座席でのおたけび応援!!
ウィナーズサークル前、行ったり来たりと(息切れ&( ̄▽ ̄;))……
すぐに観戦パターンを覚えました(プププ~)
ここで一日を過ごすと、いい運動量になると思った次第。
友と並んでパドックから小走りで移動する際、ふと一人で思い出していました――
若き日のシーンを……友がセカンド、私がファーストで、
ハァー、ハァーと息を切らし、顧問の先生よりノックを受けていた――あのシーンを。
あの頃の身軽さには、全然およびませんが(カラダ重すぎ!!足の運びにキレが全然ない……苦笑)
軽い坂道、小走り程度で(早歩きを少し加速した程度で)、ハァー、ハァーしているし(苦笑)
行ったり来たりしながら 友が呟きます!
『競馬場で観戦した2日後位に、筋肉痛がやってくるんだよ~』
『日頃の運動不足解消に、たまに通わないと競馬観戦!!(アハハ)』
『ね!ゴンちゃん、な~んて(笑)』と。
ジーッとしている暇は、ないなーい!――の、私達の競馬観戦!(笑)
動きとしては、なんとも忙しない感じ、なのですが――
その忙しなさとは裏腹に、そこに在るだけで、
とても充実感や至福感に満たされる時間でもありました。
充実感・至福感に満たされる……
私がそんな風に感じた時間は、あらゆる場面に点在していました――
【 レース前のパドックにて 】
完璧に鍛えぬかれた(調教された)ボディのサラブレッド達、
本レースを前に、静かに、その躍動するボディを、淡々と、披露するように周回する。
その無駄のない美しい“完璧なボディ”を、ただじーっと見ているだけで――
言葉を失うというか、大満足な気分、お腹いっぱい……という感じ。
(周囲のおっちゃんとかが、色々と意見を交わしているのも耳に入ってこない。唯一、聞こえるのは友の話だけである。私の中で友の話以外、自動的にシャットダウン!してしまっていた模様…フフフ)
【 本馬場入場の時 】
パドックの周回を終え、本馬場入場へ。
芝コースのレースだと、本番直前の騎手や馬の様子を ほんの一瞬だけど見ることができる。
――ジョッキーは意識を集中し、自身の気を鎮め、そのエナジーを自身の内より伝播し、
その時(スタート)を淡々と待つ――パドックであったその姿とは全然違う、
さらに引き締まった、ジョッキーとサラブレッド、お互いがまるで「一体」となったようなエネルギーに包まれて――スタート地点へと走っていく。
この「一体」感に溢れたエナジー、“集中”した姿を 目の当たりにし(うん!よし!行ける!!)
――座席へ戻る
嵐の前の静けさ……みたい(この空気感にも大満足!)
【 ファンファーレ♪、そして、レース、スタート! ゴール! 】
今回、私たちが観戦していたポジションの座席は、ラスト直線コースのゴール前。
ゲートが開きスタートする様子や、レース前半の動きは、ターフビジョン(大型映像ディスプレイ装置)に映し出される映像と、場内に流れる実況で確認!
最後のコーナーをまわってきた辺りから、ようやく直視しながらの応援!!
おたけび!!と共に――ここから、ここからが――
すごいのである。
完璧に鍛えぬかれたボディのサラブレッドの集団が、各馬ジョッキーと一体となって――
大地を蹴り、その振動と、凄まじいエナジーと共に――
もの凄い!!足音を響かせ、応援するファンの歓声を取り込み飲み込みながら、
ゴールへ向かって(こちらへ)わぁーーーーっと、馬郡が波のように押し寄せ、目の前を、駆け抜けてゆくのである。
直線コースを、駆け抜けていく様は、ほんの数秒間なのだけれども――
このわずかな時間に在る、“一瞬の連続”――大地を振動させ、歓喜と共に、ゆらぎ立ちこめるエナジー。
おたけびをあげながら、このエナジーと溶け合う瞬間!!
これはまるで、神輿を担いでいる時と、そう、同じような感覚――
そして、それに付け加え、応援しているジョッキー鞍上の馬が“勝利!!”という結果がでた時には……
カラダ中が、興奮と感動の渦で、いっぱいとなってしまう(うぉー!!ヤッター!!!)
朝から夕方まで、
あっという間に、時間がすぎていった一日だった。
一日を終え、振り返れば、顔は日焼けし、声は枯れ……
神輿を担いだ後と同じような、興奮と至福感に満ちた一日を――
ここ、東京競馬場で、体験するとは(笑)
とても、楽しい一日となったよ~
友よ、ジョッキーよ、サラブレッド達よ……どうもありがとう!!!
プロのジョッキーとなって、2年目。
これからますます活躍の場が、広がっていくことでしょう――
これからも、ずっと応援しているよ♪
ガンバレ~!!!
安心の中で、寄り添い・サポートできるよう 準備してお待ちしております。