あなたは 歌うことが
何より好きな少女だった――

ただ気持ちよく
言葉を
あなたの声に乗せて

響き渡らせる

純粋で歓びに満ち溢れた
音波の波動は

全体に波及し

聴くもの全てを
やさしく包み込む

 
その波動と
共鳴した粒子たちは

歓びと共に 踊り出し
自然と 笑みが こぼれ出す

 
あなたの
幼少の時のその声を

あなたの中に常に在る
真っ直ぐなその声を

発せられる時を

私は、
本当のあなた自身は
ずっと待っていた――

 
 
そして今日、
 
その声を
昔と変わららない その声を

軽やかなステップと共に

♪『恋の季節』
 
♪忘れられないの〜♪
 
と、まるで、
あなたの深遠なる胸の内と リンクするような
ワンフレーズを
 
聴いた瞬間
 

涙が 自然と溢れ出し
とまらなかった
 
 
歓びに
満ち溢れた音色を 声に出し
ただ、そのことだけに集中し
笑顔と共に発信している
あなたに――
 
私自身が、
共鳴した瞬間であった
 
瞬間に、魅せられて、
時が止まっているような不思議な感覚――

 
私は、あなたへ
夢中で拍手を送ったよ

 
あなたの
あの音色、その声が――
 
あなた自身を振動し、調律し、統合し、
最適化へと誘う――

 
本当の自分へと、
本来在る姿へと――

導くのは、他の誰でもない
“あなた自身”

 
純粋で歓びに満ち溢れた
音波の波動――
 
 
素晴らしい（感動～）
 
 
歌い終え、駆け寄るあなたの笑顔――最高だね♪
 
嬉しくて、
抱きしめずにはいられない（涙）

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