あめ玉
あめ玉を 口の中にポンと入れる
口の中で あっちへやったり こっちへやったり
コロコロ舌で転がしてしは ある一点のところで じーっとさせたり
また暫くすると 何となく 意味もなく コロコロ、コロコロ……

少しずつ 少しずつ 溶かしては――
あめ玉から滲み出す 味や香りを 舌や鼻を使って味わい楽しむ

そして だんだんと あめ玉は小さくなり……
ほのかな香りだけを残し 最後には 溶けてなくなる
その香りも そのうち消えてなくなる

あめ玉を しゃぶってみて ふとおもった
なんか「……感じきる」って、こういうことなのかなぁ――

あめ玉にも 好みの味、苦手な味、いろんな種があるけれど……
何でも“あめ玉”とおもえば、最終的には溶けてなくなる――のだ。
刺激的な香りの余韻でさえ 消えてなくなる――
臭覚の機能ってスゴイから、「はっ!?」って思い出すことがあるかもしれないけど
すでに溶かしきったという自信が その時の自身にはきっとある

それくらい 大きく包み込む BIGな自分自身が
いつも あたり前のように共に在るってこと――

忘れないようにしとこうって、おもったよ。

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安心の中で、寄り添い・サポートできるよう 準備してお待ちしております。


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