空港駐車場よりruの車に乗り、とりあえず“福岡タウン中心部(博多駅・中州・川端・天神周辺)”へ
ランチ場所を検討しながら向かいます。
移動中の車内は、
ruのタウンガイドのアナウンスが入ってみたり、その他の色々な話題に話がいってみたりと
車内の様子は、何年経っても変わらないものだと(笑)
そんな中――
大きく以前と明らかに違っていたものがありました。
それは、私の体感です。
東京羽田空港から福岡空港へ到着した時は、
気温の温度差で「福岡、寒―い!」としか感じませんでした。
ところが、ruの車に乗り一般道を走り始め、しばらくすると――
第一チャクラより、本質のエナジーが、大地のエナジーが、振動が、時にパワフルに、
ビンビンとダイレクトに伝わってくるではありませんか(わぁースゴイ!!)
そのパワーは、場所(通過する道)により強弱するように感じ、
それはまるで「心臓のポンブ」の上を歩いているような――
強く感じるところは、まるで“動脈”の上を歩いているよう(ドクドクっと、大きく振動し響きます)
小さく感じるところは“静脈”上を滑っているようななめらかさ――
福岡の中心部は、まるで身体中に血液を循環させる機能をもつ“心臓”のようだ――
そんな風に思えてなりませんでした。
そのパワーの凄さに、とある場所を通過する度に――
「ここ!!スゴイねー!本質のエナジーがダイレクトに伝わってくるよ~」
「すごいね!九州、福岡!」
と、車内で飛び交っている話などお構いなしで、ひとり連呼していました(ナハハ)
ランチ場所を求め、ひとまず車を西鉄福岡(天神)駅直結の駐車場へ入庫。
車を降りて、美味しいパン&コーヒーを求めプラプラ……。
何処も混んでおります。
ようやく座ったカフェで――
始まりました!“おしゃべりタイム”
たっぷり時間があると、余裕でのんびりしていたら……
『あら!?もうこんな時間!!』
『はやく行かないと、閉まるとよ!東長寺』
博多駅周辺という便の良さもあって、初日に訪問予定をしていた“東長寺”
東長寺は、弘法大師空海を開祖とし、創建1200年以上を誇る寺院です。
日本最大級の木造釈迦像“福岡大仏”が拝観できます。
急いで移動します。
あと少しで閉門の17時、ぎりぎり滑り込みます。
案の定、寺院には入れたものの――
本堂(ここだけ入れました。でも、ゆっくりはできません)・大仏堂・聖天様のお堂……
既に鍵がかかって閉められていました(残念)
最終日に再訪することにしました(苦笑)
東長寺を後にし、ホテルヘチェックイン。
夕飯“水炊き”の予約時間まで、お部屋で時間調整。またお喋り(笑)
ここからは“時間厳守”です。
ruが、昨年のうちから予約して押さえておいてくれた“水炊き 長野”
こちらは、100年以上の歴史を持つ老舗だそうで――
鶏ガラ100%で作る、すっきりと透き通ったスープが自慢。
天然飼料で育てた鶏肉は、脂肪少なめの若鶏だけを使っているとのこと。
数分の遅刻で、席はキャンセル扱いされてしまうと……ruが言っていた。
時間ギリギリ到着! セーフ!!
店内は満席! 問い合わせ電話も、ひっきりなしに鳴っている
(ruが、昨年の暮れに「今のうちに予約したいから“水炊き”いつ行くと?」と言ってくるわけだよね)
席に付き、用意されていた鍋に火が入る。
*もちろん、お約束!の如く、鍋物には、店員のお姉さんからの指示GO!が出されるまで――
Don’t touch !!でございます(笑)
ベテランの店のお姉さん達は、お酒や材料を手際よく運びながら、各テーブルの鍋加減を
完璧に、さり気なくチェックしておられるのです(すごーい!)
チラッとでも鍋に触れようものなら……
瞬時に、テーブルや通り道を超えて、お姉さんの一声が、その行動に釘を刺すように――
ゆる~く大きな声で飛んできます!
『おねえーさん、やるけん! 触らんでねー~』イエローカードなみの忠告です(笑)
私達は呟きます――
“Don’t touch !!” “Don’t touch !!”フフフフフ……
お姉さん方の各テーブルへの目配りの素晴らしさ(厳しさ、配慮)はピカイチ!さすがです。
まるで、頭の後ろにも目がついているよう(ヒィー)
ruが予めオーダーしておいてくれた品々が、次々に運ばれ――
「いただきまーす!!」
どれも全て、美味しいです(嬉)
お鍋には、次から次へと、鶏肉の各部位が――
これで一人前!? というぐらい、たくさんの鶏肉とお野菜です。
全部食べ切れるのかなー!?って、思ったほどです。
美味しく全部食べ終わり、ふぅーっと一息ついていたら……
お店のお姉さん再び登場――
『この後、どうすると?ご飯入れて雑炊すると?それとも、うどん入れると?』
あわわわぁ~……
とても美味しそうだけど、もうお腹いっぱいで……
入りそうにないので、残念だけど断念――〆なし鍋となってしまいました(苦笑)
次回は、最後の“雑炊又はうどん”まで食べてみたいなぁ。
途中の量を加減できると有り難いのだけれど……
何回チャレンジしても、最後の〆を楽しめなかったりしてね(苦笑)
さぁー、水炊きに大満足の後は――
塾で勉強していたrintoを迎えに、ruの車で再びタウンの中心部へ。
車内でrintoを待ちます。
“コン!コン!”外から車の窓ガラスを叩く音♪――ニッコリと微笑むrintoくん!
「おぅーーーrinto~!!!」
2年ぶりの再会です♪(嬉)
rintoを乗せ、ruの自宅へ――予定通りです。
ruとrintoの愛犬、ティアラとも12年ぶりの再会です!
福岡に来てやりたいこと!のひとつ――ティアラとお散歩!
さっきまで制服姿だったrintoも着替えて、夜の大濠公園を、ティアラを連れて――
みんなで、お散歩しに行きます!!
大濠公園は、ティアラのお散歩コースだったり、rintoが小さな頃より走ったり遊び場にしたりと、
ru達にとってとても慣れ親しんでいる公園です。
今回は夜なので、大濠公園のお堀の周りを半周、約1Kmを往復することにしました。
1km先にちょうどスターバックスがあり、そこでコーヒーを飲んで帰って来ることにしよう!と……
早速、寒さ厳しい中、出発です!
公園内に入ると、早速、ティアラは用足し(微笑)
その後、歩かず(笑) ruがしばらく抱っこ――その後、またチョロチョロと歩き出したのかな!?
私とrintoは――
「rinto、最近、調子はどう?鼻血とか出てない?」
『うん!大丈夫。最近はあまり鼻血でんとよー』
「ほんと~それはよかった!」
などと体調の話や――
rintoが公園内にあるあれやこれや指をさしながら
『ねー、ゴンちゃん、あそこにある光っているものあるでしょ?あれ見えると?』
『あれねー、あれがねー……』
と、大濠公園の色々を教えてもらいながら、ru達のかなり先方を歩いていました。
途中、あまりの寒さにrintoと私は、コートに付いているフードを頭に被りました。
夜の暗い公園内を歩く二人――
「スターウォーズに出てくるジェダイみたいだね!」
と、鼻水をすすりながら進みます(笑)
rintoから歩きながら説明があった大濠公園内にある“クジラ公園”が左手に見えてきました。
何のスイッチが入ったのか!?
rinto――突然、クジラ公園に進入!
『ゴンちゃん!ねー、きてー』
と、クジラの口を大きく開けたようなカタチの、口のてっぺんに上ったrintoからのお誘い。
rintoの横に、よっこらせ!と上っていくと――
『ここから、滑り落ちて、その勢いで、向こうのクジラの口の一番高い所まで駆け上がるの!』
『rintoがやるけん、見ててー』
ほぅー!!
「けっこう急な坂や~ん。大丈夫?」
『うん!大丈夫!』
『行くと―――』
ひゃーー……子どもは身軽でいいね~
と、呑気に見物していました。
チャレンジ1回目、あと一息のところで失敗。
再度、チャレンジしたrinto。2回目にして見事、成功!!
スゴイなー(笑)
対面の頂上から、rintoが叫ぶ――
『次、ゴンちゃん!ゴンちゃんもやってみてー!』
なに!?!? えっ!?
――やるの!?……―― 一瞬、迷っていると……
『はやく~ ハイ!スタート!!』
『ゴンちゃーん!!』
わわわーーー
やるかぁ!……
“最初の滑り落ちる―”だけでも、かなりブレーキがかかってしまう始末(トホホ)
この勢いを上手く使えず、急な坂を駆け上がる――あと一歩!というところで滑り落ちて失敗。
『もう、1回!!』
『ファイト~』
はぁっ……、rintoの激が飛ぶ――
何回チャレンジしても、あと一歩!のところで靴は脱げるはでズルズルと滑り落ちる(発汗)
頂上でrintoが真剣な顔をして、サポートをし始める――
『ゴンちゃん!rintoの手につかまってー!!』――失敗
『ゴンちゃん!rintoの足につかまってー!!』――失敗
一瞬、rintoの手や足をつかんでも、私の重さにrintoが耐えられないのだ……
何回やってもダメ……(息が上がってくる)
『ゴンちゃーん!ラスト~!』
(ラストが何回もあるのだ――うぅー)
ハァーハァー、ゼェーゼェーしながら――気合を入れる
この段になると、成功するまで、何とか頑張りたい気持ちになってくる。
できたからといって別段、何てことないことなのだけれど――
rintoと共に、一緒に頑張った“達成感!!!”を二人で分かちあい(愛)たいと思ったからだ。
一体、何回目のラストコールだったのだろうか……
靴が中途半端に脱げようと、よじのぼり――
rintoの手と足に、しがみついた!!
rintoは残った手足を渾身の力をふりしぼって(身体を震わせながら)手すりに絡ませ、
必死に私を支えてくれた(涙)
最後のひと伸びをrintoにつかまりながら――私も必死で手を手すりの方へ(うぅーーー)
手すりをつかんだ瞬間がきた!!
「いいよーrinto!もう大丈夫、ひとりで上れる!!」
目が合ったrintoと、ニッコリ!!
“やったーーーー!!!” ハイタッチ!
何!?この気持ちいい達成感!!!サイコーである(嬉)
rintoと“ニヤニヤ”がとまらない(プププ~)
いつの間にか抜かされた ru達から電話やラインが入っていた(苦笑)
「もう、スターバックスにいるわよ~早くいらっしゃーい」
これを受けて、rintoに促される――
『ゴンちゃん!急いで、ちょっと走ろう~!』
「は~い!」
スターバックスまで走ることに……
息切れしたよ~(あはは)
準備されていたコーヒーのお味は、格別!!
でございました。
つづく
安心の中で、寄り添い・サポートできるよう 準備してお待ちしております。