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先日、前々から予定していた“高尾山”に猛暑の中(大汗)行って来た。
高尾山駅

この企画が立ち上がった理由は……
学生の頃(18才の時)に出会って、その間、途切れることなく定期的に会い
そして、今日までいい関係で在れたことに――改めて、感謝の意と“祝30周年”記念を兼ねて。

元々のメンバーは6人で、今ではその家族もプラスされ大所帯である(笑)
その内の1ファミリーは現在(結婚してからずっと)オーストラリアに住んでいる。
日本帰国時には必ず「集合~!!」の号令。なので、こういう時は会う機会も自ずと増える(楽しい)
それぞれの子ども達が小さかった頃は、外で会うことが難だったので――
誰かしらの家に食べ物等を持ちより、待ち合わせ駅より子どもらと手を繋ぎ、駅から歌をうたいながら(笑)御一行様お宅訪問状態!今、思い出すと笑える――懐かしく、微笑ましい思い出である。
まるで託児所のような騒がしさの中(苦笑)皆でお喋りをしたものだ。

今やその子ども達も、上の子たちは大学生となり一番下の子たちは小学生と幅広――
現在は、その一番下のチビッ子2名が、この会に一緒にもれなく参加する常連さんだ(仲良し!)
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もちろん、今回の高尾山にも一緒に行った。
猛暑の中でも、チビッ子達は元気いっぱいだ!
階段は余裕で駆け上がって行くし、大人達が来るまで同じ道を走って行ったり来たりする。
ギックリ腰あけの私からみたら、私の周りをウロチョロ旋回してくれるだけで――
まるで森にいる元気な妖精たちが、そのパワーを振りまいてくれているみたいで……
なんだかとても嬉しい気持ちになった。それと同時に高尾山から溢れる自然のエナジーと
『ゴンちゃん、大丈夫~?』と皆のやさしい音色の声が一体となって――
自身のカラダが癒されていくのを感じるハイキングとなった。

ハイキング途中で立ち寄った“さる園”
この猿山の見学は、とても勉強になった――
動物の世界では、「群れ」という集団の中に「ボス」の存在があるものとないものがある。
その「ボス」の存在が絶対あるのが“さる”の世界である。
この“さる園”にも、大勢の「群れ」をまとめる「ボス」が当然、在るのである。

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飼育員さんの説明に耳を傾ける――
この飼育員さんも、ただ者じゃない。サルの習性は勿論のこと――
大勢いるおサルさんひとりひとりを名前で呼ぶ。
そして、個々の細かな性格まで見事に把握しているのである。
どうして、この子が「ボス」なのだとか、「ボス」になる資質とか、ナンバー2の理由など――
ありとあらゆることを承知した上で、サル達と接しているのである。
そうして信頼関係を築いているのだ。決して、無理はしない=力まない という感じをこの飼育員さんから感じとることができる。
(飼育員さんなら当然のことなのだろうけど……。それにしてもスゴイ!)
飼育員さん曰く、そうでないと(おサルの習性をちょっとでも無視し、人間の都合で飼育しようとすると)おサルさん達にボコボコにされてしまう……と言っていた。

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ボスと飼育員さん

「ボス」になる資質
飼育員さんの説明によると――
「ボス」は常に、群れ全体を把握し見ていて、調和を乱す気配を感じたら瞬時にその場へ駆け寄り仲裁する。この時に少々、力をつかう。だから絶対的強さを持った者が「ボス」となる。
だけど、強いだけでは「ボス」にはなれない。相手を傷つけることまでは余程のことがない限りしない。加減をちゃんとわかっているのだ。それに、何のために力を使うのかをしっかりと認識し理解している。

実際、その場(サル山)でちょっとした不調和が起きた時――
ボス猿が、その場へ瞬時にやってきて“一瞬”にしてその場を平穏な状態に収めたのを目の当たりに見ることができた。
その様子はまるで、個のエゴに対して「はっ!」っと気づくことができるように、ボスが自身の存在をつかって(包み込むようなエナジーと共に)
その場へやってきて”場”の空気を一瞬にして変容させたように見えました。
ボス猿は殆んどといっていい程、手を出しませんでした。

つまり、ボスの行動は――
行為(do)ばかりが先行するのではなく、全体としての在り方(be)調和が意識され、
それゆえの行為(do)の発信となるので――注意を促されたおサルさんは、ボスから愛のムチをかるく一発頂く感じなのである。
そして、何事もなかったかのように――また平和な「群れ」の空気に瞬時に回復するのである。イヤな感じの空気エナジーが、不思議な位そこには存在しないのである。

「全体性を見ながら自我をみる……」
「全体性と常に溶けあうこと――そこには愛のエネルギー場が生まれる」
さる園のボスの在り方・姿勢から……そんなことを学んだ一日でもありました。
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おやつに食べた“天狗焼”
外の皮はパリパリ、中身は黒豆がぎっしり入っていて、とても美味しかったデス!!
小腹を満たしてくれました(笑)

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