猿田彦神社から徒歩数分、今までまばらな人しかいなかったのに――
内宮周辺は、これまでとは比較にならない程の観光客や参拝の方達で溢れます。
内宮の表玄関である、五十鈴川に架けられた木造の橋“宇治橋”に至るまでの道のりは、
とても賑やかで活気に溢れています。
この賑わいを誘っているのが“おかげ横丁”の店と“おはらい町(旧参宮街道)”に並ぶ店舗の数々です。
伝統的な建物、お料理、暮らしの道具と食べ物、催し物、土産屋などで、伊勢の風土と日本の文化を楽しめるようになっています。
かの有名な“赤福本店”もこちらの通りの中心的な位置に、ドーンとありました!(笑)
“おかげ横丁・おはらい町”を楽しむ前に、まずは内宮へ向かいます。
神宮の表玄関である、五十鈴川に架けられた木造の橋“宇治橋”(長さ101.8m)を渡り、内宮へ。
さすがに内宮は、他のお宮や神社と違い人の数が圧倒的に多い。
けれど、宇治橋を渡り大鳥居をくぐり、砂利道を歩き始めると、
その人の多さも さほど気にならなくなってくる程の清浄と安定感。
それほど 全てを包み込むパワーに溢れたところ――内宮
伊勢の神宮の素晴らしさを 改めて感じながら――
正宮へと足を進めて行く。
参拝する前に、清流で有名な五十鈴川で 身も心も清める
秋の日差しとは思えぬくらいの日差しだったので、
限りなく透明で、ほどよく冷えているのに“柔らかい感触”の川の水に感動。
手を水につけていたら、自身の手の中に“どんぐり”が流れ込んできました――
川の水ばかりでなく、神宮と共に在る木々や、その他全ての自然、大地のエナジーに……
感動しっぱなし――といったカンジです。
そんな中、いよいよ正宮到着。
「皇大神宮(内宮)」
皇室のご祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする、わが国で最も尊いお宮です。
五十鈴川の川上に千古の森に囲まれて、2000年の時を超えて古代のたたずまいを今日に伝えています。
国の内に隅無く光が照り徹ると称えられる大神の御霊代として奉じる神鏡は、皇孫邇邇芸命(ににぎのみこと)が高天原からお降りになるとき、民の食料となるべき斎庭(ゆにわ)の穂(高天原の清らかな稲の種)と共に地上にもたらされました。ここに祖国日本の礎が固められたのです。
正宮――社殿の中心の正殿は五重の垣根に囲まれています。
唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)の古代の様式を伝え、萱葺(かやぶき)の屋根には10本の鰹木(かつおぎ)がのせられ、4本の千木(ちぎ)の先端は水平に切られています。
正宮参拝へ――
“うわっ……!!!”
頭の中は、真っ白 といったカンジ
ハートと神殿であるこの肉体だけがカンジる感覚――
それは、
『真の空で在り 真の在るである 正に「完璧」そのものである』
全てがピシッとしていて、微塵のスキもない
その完璧!!!のスゴさに感服しきり
“もうー降参!!!”って感じと共に、
他に類をみない程の 凄まじい本質より溢れ出すエナジーと溶け合うパワーに――
「スゴイ!!スゴイ!!」と……
「素晴らしいねー」の言葉しか出てきませんでした。
はじめてのお伊勢さん――
外宮は透明でやわらかく
内宮は完璧な光そのもの……といった感じ。
参拝後の 身の軽さにも ビックリしました。
参拝後、身の軽さと少々興奮気味のわが身を携え――
参拝前より、遥かに敏感となった体感と共に……
内宮の別宮:荒祭宮(あらまつりのみや)を参拝
「荒祭宮(あらまつりのみや)」
天照大神(あまてらすおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)をまつる別宮で、荒御魂とは神の特別な
働きをする状態、または神が現れた状態と言われています。
そして、ご神木から溢れ出す大地のパワーや 木漏れ日を存分に味わい体感し――
これまで、沢山歩き回った疲労感などを感じることなく……
むしろ、忘れてしまったかの如く――
内宮を後にしました。
宇治橋を渡り終えると、異空間から下界(現実世界)へ帰って来たみたいな感じがしました。
まるで宇宙から還って来たみたいな“重力”に似た体感を感じ……(笑)。
参拝を終え、おかげ横丁とおはらい町を散策!
松坂牛牛串や伊勢うどん、赤福にお土産探しと……ウロチョロ(笑)
美味しいコーヒーが飲みたくて、五十鈴川カフェへ――
カフェを出た頃は もう夕方。
伊勢の店じまいは早いです。どんどん店は閉店に向けて片しています。
さっきまで居た人達も――いつの間にかいなくなっています。
がら~ん(静かです……)
さて、ホテルヘ帰ることにしましょう――
バス停でバスを待ちます。秋風がとても寒く感じました(苦笑)
明日、最終日は“二見浦”へ行きます。
安心の中で、寄り添い・サポートできるよう 準備してお待ちしております。