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今日の“水曜日”は、何だかわからないけど……
やたらと思い出す――
水曜日と言えば、おばあちゃんが夕飯を作ってご馳走してくれていたこと――


 

ここへ登場するおばあちゃんは、私の父方の祖母です。
以前、長年の間、私の仕事場は、おじいちゃん・おばあちゃん宅のすぐ裏手にありました。
おじいちゃん家の勝手口の真向かいが(歩いて3歩!)、私の仕事場の玄関(出入口)になります。
 
敷地内のメインに祖父母宅、その奥裏に私の仕事場――という位置関係だったので、
私の仕事場のことを、当時を知る人達は皆“ウラ!”“ウラ行って来る~!”と言ったものでした(笑)
 
私は、ウラで仕事をするようになってから、以前にも増して――
おじいちゃん・おばあちゃんと関わるというか深く交流する、コミュニケーションするという時間が増えました。
そして、その日々の積み重ねにより、お互いの間に、深い信頼関係と絆が自然と生まれたように感じてました。
 

この「毎週、水曜日の夕飯は…」~おばあちゃん家で。
のお話は、おばあちゃんが“台所に立つ”ということがおっくうながらも日々できていた頃のことです。
 

私の仕事が終わる時間を いつも気にかけてくれていたおばあちゃん。
 
私がゴミ出しなどを始めると、すぐさま勝手口から出て来るおばあちゃん
『こんな時間になって……お腹が空いただろう?――』
『おにぎり握ってあげようか?』
 
「ん!?家に帰ってから食べるからいらないよ~」と答えると、
ちょっと不服そうなおばあちゃん――
 
『お腹空き過ぎは身体によくないよ。ちょっとだけでも食べていきなっ』
と、半ば強引に急いでおにぎりを作って私に渡すおばあちゃん。
 
おばあちゃんの気持ちはとっても有り難いのだけど――
私としては「今、おにぎりを食べてしまったら夕飯が何か中途半端になってしまう……」
という感じなのである(苦笑)
 

おばあちゃんの握ってくれたおにぎりを、その場でパクッと頂く。
「美味しいね♪」空腹にしみわたる――エネルギーが体内に入り後片付けがスピーディーになる。
だけど、帰ってからの夕飯の食べが何だか……になる(苦笑)
 

全ての片付けを終えて、おばあちゃんに一声かけて帰ります。
「帰るよ~また明日ね!」
 
茶の間から、おばあちゃんは駆け寄ってきます
『お疲れさま。今から帰って、ご飯じゃ大変だね~。遅くなっちゃって……』
「慣れているから大丈夫だよ~。じゃあね~!」
 
 
そんな毎日の繰り返しの中――
 
何時の頃だったか、よく覚えていないのだけれど……
 
おばあちゃんから
『一週間の内の一回、何曜日でもいいからさー、あんたの都合のいい日に、家でご飯を食べていきなよ~おばあちゃんがご馳走作ってあげるからさー。ね! ご馳走って言っても、家庭料理だけどね♪』
っと、提案というか、嬉しいお誘いがありました。
 
「そうなの!?いいの!?」
(当時の予約状況をみて……)
「やった~!!じゃあ、水曜日にご馳走してもらおうかなぁ~」
 
『うん!いいよ~。じゃあ、早速、今度の水曜日からにしよう♪』(微笑)
 

そんなやりとりがあり――
おばあちゃんはそれ以来、何年にも渡って毎週水曜日になると、朝からチラチラと少しずつ準備をしては休憩を挟みながら(いっぺんにやると疲れてしまうため)、手作りのおかずを何品も完成させ、夜の御膳にそれらを並べご馳走してくれました。
 
おばあちゃんが作ってくれるご飯は、どれもとても美味しく、毎回、大満足でした。
メインのおかずは、家庭料理とは言え、和食・洋食、そのどちらをとっても、下ごしらえから丁寧にするその姿は真剣そのものでした。ちょっとした副菜も必ずあり、その隠し味には“梅酢”や“味噌”“自家製 梅酒”がよく用いられていました。
 

毎週水曜日は、いつもの夕飯より少し早めの時間に食べられ、しかも“美味しい♪~”ので、
昼食の量を少し控えたくらいです(苦笑)


 

毎回、「美味しいね~!」
「おかわりしよう~!」2杯は必ず食べます。
「おばあちゃん家のお茶椀小さいから、もう一杯食べちゃおうかなぁ~」
なーんて言いながら、モリモリ食べていたことを……
当時の光景をまるでビデオテープを再生して観ているかのごとく、とても鮮明に思い出していました。
 
私の食べっぷりの様子を見て、おばあちゃんが必ず言うセリフがありました。
『あー嬉しい!!作り甲斐があるねー♪』(ニコニコ)
『いっぱい食べていきなぁ!』
『ご飯、いっぱい炊いたからね! おかわり、よそってこようか!?』
 

『お父さん(←おばあちゃんの旦那さん。私のおじいちゃん)なんか、何出しても何にも言わないし、自分の好きな物ばかり食べて――』
 
毎回、そう言われてしまうおじいちゃん、ジーっと、おばあちゃんのことを見てひと言。
「オレだって、上手い!くらい言うよ~」
 

おばあちゃん、そんなおじいちゃんの反撃など無視――で、つかさず決まってこのセリフ。

『ホウレン草のおひたしや、味噌汁に入れたナスの皮がかたい!って、言って残すんだよー』
『でも、玉子と一緒に炒めたホウレン草は残さず食べるんだよ――不思議だね。アタシにはわかんない……』
『そのくせ、イカの塩辛は食べるんだよー。私はイカの皮の方がよっぽど噛み切れないと思うけどねー』
と、まぁーこんな会話が毎回BGMのように繰り広げられます(笑)
 
 

あーー、思い出すと懐かしい光景と、美味しかったおばあちゃんの手料理の数々……。
今日の水曜日は、かつてのおばあちゃんのことを凄く思い出した一日だった。
 
 
私と仲良し(いいコンビ!?)だったおじいちゃんは10年前に亡くなった。
おばあちゃんは今カリカリのお痩せさんとなり病院で療養している。
病院で寝ているおばあちゃん――思い出すことあるのかなぁ?あの頃のこと……。
 
 
 

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